●地理屋にできること 私は10年以上前,井上ひさしの『四千万歩の男』によって,はじめて伊能忠敬という人物の仕事を知った。彼は19世紀はじめに日本を実測して初めて日本地図を作った人物である。いわば地理屋の先達である。私は,彼の地図製作の目的が,地球の子午線1度分の長さを求めることだったことや,彼が50歳を過ぎたところでその大事業をはじめたこと,毎日,一歩一歩、歩測で測量を付けていったことを小説を読んで始めて知り,大変感動した。そし... 続きを読む CM:0 TB:0 2008/03/31 01:22
■ 地球の公転距離