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地理屋にできること

2-167 アメリカ国政調査局の公式サイトの郡別人種分布図を活用する①



 アメリカ国政調査局(Bureau of the Census)の公式サイトの2000年センサスの情報提供ページの一つに「Mapping Census 2000: The Geography of U.S. Diversity」というページがある。ここでは,PDF形式で,2000年現在のアメリカの人種別の分布図がダウンロードできる。ここにある分布図は,郡単位で作図された図であり,非常に詳細にできている。また二次加工可能なpdf形式のファイルで作図されているために,Illustratorを活用した本格的な人種分布図の作図に有用な素材である。「人種のるつぼ」であるアメリカ合衆国の人種分布については,高校地理の教材としてよく使われるが,自作資料をつくりたいという者にとっては,良質の素材である。
 下のリンクをクリックして表示されるページでは,Location Maps (1.3M),Total Population (2.8M),Diversity (1.4M),White (3.1M),Black or African American (3.4M) ,American Indian and Alaska Native (3.5M),Asian (3.7M),Native Hawaiian and Other Pacific Islander (4.1M),
Two or More Races,Hispanic or Latino Origin (1.5M),White, Not Hispanic or Latino Origin (3.2M),Entire report in one file (28.8M) などがダウンロードできる。すべてのファイルを一括ダウンロードしたい場合は,のファイルをダウンロードすればよい。
 なおダウンロードしたファイルは,複数ページの報告書になっている。ここにのっている人種分布図を素材として活用する場合には,まずファイルを開いて,自分が活用したい図ののっているページを確認する。そして,ファイルを閉じる。その後,IllustlatorでPDFファイルを開くときに,そのページで設定すれば,その図がデスクトップ上に展開される。
アメリカ国政調査局(U.S.census Bureau)の公式サイトで郡別人種分布図を入手する

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群馬県立桐生女子高校で地理屋をしている田中隆志です。ここは地理と地図の好きな人たちのための情報提供の場です。

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