2-152 David Tries氏の「kmlfactbook.org」を活用する①

KML(Keyhole Markup Language)というのは,もともとGoogle Earth用に開発された,地理情報記述用のファイル形式のことをいう。2008年4月18日に地理空間関連技術の標準化などを行う国際コンソーシアムのOpen Geospatial Consortium(OGC)が,国際標準として認定したものである。現在,何千万ものKMLファイル(またはこれを圧縮したKMZファイル)がオンライン上で公開されているが,それらのファイルを開くと,Google Earth,Google Maps,Windows Live Maps(最新版)などのマップ上で,3Dの主題図が容易に描写きたり,バーチャル旅行が楽しめたりする。ウェブ検索で,「KML」や,それが圧縮された形式である「KMZ」という拡張子の名称が入った「検索語」で,ちょっと検索するだけで,結構,面白いファイルが見つかることもある。
このブログに掲載しているのは,David Tries氏が作成した「kmlfactbook.org」という個人サイトのイメージであるが,とくにこのサイトでは,「The World Factbook」というアメリカCIAの統計情報サイトの「数値」にもとづく,2Dあるいは3Dの統計地図を表示するKMLファイルがダウンロードできる。
つまりこのブログに示されるように,まず_萍未琉貳嶌犬痢CIA World Factbook」というメニューから,地図表示したい「統計」を選択する。そして次に△修留Σのメニューから,2D,3D,Chartのいずれかを選択する。さらにい修留ΣにあるFlash形式で示されたGoogle Earth画面の上にある「preview in Map」をクリックする。すると,この段階で統計地図が表示されるが,あとは,Google Earth画面の上にある「Download kml file」をクリックすれば,表示された統計地図の情報を含んだ「kml」ファイルが入手できるのである。
Google earthのダウンロード
「The World Factbook」というアメリカCIAの統計情報サイト
David Tries氏のサイト「kmlfactbook.org」
■ 地球の公転距離