2-149 英文のPowerpointファイルを専用ソフトで翻訳する①

海外の地理関連サイトをみていると,時折,地理の授業や講義に使われているらしいPowerPointファイルに出くわす。そうしたファイルは,YahooやGoogleなどの検索エンジンで「Geograpy ppt」といったような,「地理関連の単語+パワーポイントの拡張子ppt」で検索をしていけば,容易にさがすことができる。
たとえばアメリカのグレンデール・コミュニティ・カレッジという大学の地理学部のマイケル・リード氏のサイトなどもその一つである。とくにそのサイト内には,氏の講義内容をPowerPointファイルでまとめたページがあるが,自然地理学(Physical Geography),文化地理学(Cultural Geography),環境地理学(Environmental Geography),カリフォルニア地誌(California Geography)などのファイルがダウンロードできる。たとえばこのブログに示してあるのは,文化地理学の中の「世界の宗教」に関連したファイルである。
私は,こうした海外サイトの資料などでも,是々非々で積極的に使えるものは使ったほうがいいと考えている。主題図や図表などは,Powerpoint上の図表を直接右クリックすれば,JPGファイルとして保存することもできる。私自身その実践はまだだが,将来的にはそうした素材も使っていきたいと考えている。
ただネックがある。テキストが英文のために,自分が興味深いと思った主題図や図表がどのような文脈において,使用すべき素材なのかが,わかりにくいといった点である。ただこれについては,大変有用なツールがある。つまりそれは以前紹介した「翻訳ピカイチ2009plus+for windows」という高機能翻訳ソフトである。
翻訳ピカイチ2009plus+for windows
マイケル・リード氏の文化地理学の講義をまとめたPowerpointファイルがダウンロードできるページ
グレンデール・コミュニティ・カレッジという大学の地理学部のマイケル・リード氏のサイトのメインページ
Power Point2007
■ 地球の公転距離