2-118 「地球の歩き方」HPを活用する②

「旅の基本情報」のページでは,「地球の歩き方 ガイドブック」に基づいて,世界132カ国の気候・通貨・マナーなど様々な国別基本情報が入手できる。このうち私が,地理教材の作成資料として有用と考えるのは,気候・時差という項目である。時差計算の授業などで
見落とされがちなサマータイムについての国別の情報,地図帳には掲載されていない時差関連の情報が載っている。たとえば中華人民共和国については,「日本との時差は-1時間(日本の12:00が北京の11:00)。エリアによる時差やサマータイムはないが,新疆エリアには非公式の新疆時間がある。標準時間(北京時間ともいう)11:00のとき、ウルムチでは9:00。また,チベットエリアは北京時間で動いているが,北京から離れているため、夏場のラサの日没は21:00過ぎとなる。」といった,よりリアルな情報が示されている。
また気候については,日本の東京との気候の差異を視覚的に明らかにする気温グラフ(折れ線グラフ)と降水量グラフ(棒グラフ)が示されている。このままWin Shotなどのハードコピーソフトでそれらのグラフをjpg画像として取り込み利用する方法,あるいいはこれらを参考に気象庁のHPのデータを活用してIllustratorやEXCELで雨温図を作成して,それを活用する方法など用途はいろいろあると思われる。
地球の歩き方HP
■ 地球の公転距離