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地理屋にできること

2-100 国立環境研究所hp「マテリアルフローデータブック 第3版」の流線図を活用する①



 独立行政法人の国立環境研究所は,地球規模の環境問題,資源問題に関連するものとしてこれまで収集してきたデータ,とくに世界の資源の流通(マテリアルフロー)にかかわるデータを,平易な地図や図表の形式でまとめデータベース化している。
 実はその成果の一部は現在,国立環境研究所のホームページである「マテリアルフローデータブック 第3版~日本を取りまく世界の資源のフロー~」で公開されているが,このうちの「貿易フロー図」がとくに地理学習の教材資料として有用である。つまりここでは,西ヨーロッパ,東ヨーロッパ,北アメリカ,その他のアメリカ,オセアニア.ロシア,日本,アフリカといった地域ブロックごとの物流(主要資源,鳥獣,肉類,魚介類,穀物類,木材,鉄,アルミニウム,化石燃料などの物流)をまとめた流線図をPDF形式でダウンロードできる。データは,1983年,1988年,1993年,1998年,2003年のものが,入手できる。
 これらのPDFファイルは,Illustratorでファイルを読み込んだ場合,二次加工可能なベクトルデータとしての読み込みができる。したがって,このデータを使った独自の図の製図が可能である。

国立環境研究所HP「マテリアルフローデータブック 第3版~日本を取りまく世界の資源のフロー~」


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Author:Tanaka Takashi
群馬県立桐生女子高校で地理屋をしている田中隆志です。ここは地理と地図の好きな人たちのための情報提供の場です。

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