2-85 エクセルマクロで作った3D地図のIllustratorによる二次加工①

ところで,「2-84のように作図した3Dマップ」は,エクセル上につくつたものをコピーして,それをIllustrarorの新規ワークシートに直接ペーストすることで,さらに二次加工可能なベクトルデータにすることができる。
つまりまず3Dマップの端でマウスをワンクリックして,メニューの「編集」→「コピー」をする。そして次にIllustratorを起動させ,新規のワークシートを作り,そこに「編集」→「ペースト」で3Dマップを丸ごと貼り付けるのである。
ただIllustratorのワークシートに貼り付けたマップは,そのままでは二次加工できない。つまり最初,「選択」→「すべてを選択」,そして「オブジェクト」→「グループ解除」とクリックしていく。そしてさらに,グラフにマウスのポインタを置いたまま「右クリック」→「クリッピングマスクを解除」とクリックしていく。これらの作業によって,はじめてマップは二次加工可能な状態となる。
二次加工可能な状態になったら,次は「選択ツール(黒の矢印)」
をマップ上の任意の場所の上におき,「選択」→「塗りと線」で,3Dマップの本体だけを指定する。そしてマップの「線幅」をたとえば0.01ptに設定する。すると,それだけでこのブログ上のようなより繊細なタッチの地図に修正される。
数値地図50mメッシュ(標高)の情報
数値地図50mメッシュ(標高)コンバーター MEM2xls
Adobe Illustrator CS4
■ 地球の公転距離