2-74 エクセル「個別データのラベル付き散布図作成マクロ 」を利用した散布図の作成②

エクセルで作図したグラフは,そのままWORDなどに貼り付けても使用できるが,より完成度の高いグラフにするためには,さらにそれをコピーし,Illustratorの新規ファイルに貼り付け,iluustrator上で作業する必要がある。
描画ソフトのIllustratorでも散布図はつくれる。しかしやはり「個別データのラベル付き散布図」を作成する作業は煩雑である。したがってエクセルで作成したグラフを,Illustratorに貼り付け,修正を加えるほうがはるかに時間の節約ができる。Illustratorに貼り付けたものは,グループ解除,クリッピングマスクを解除すると,容易に修正可能な状態になる。
具体的な修正作業では,まずテキストのフォント,サイズの調整をしたり,線の太さを変えたりの微調整をする。そして散布図のラベルで重なっていて見にくくなっている部分のテキストを移動させたたりして,散布図の完成版を仕上げていく。とくにエクセルマクロによる散布図は,非常に作業を効率的に行わせてくれるが,ラベルの位置が重なるケースがでてしまう欠点があるので,エクセル上あるいはIllustrator上のいずれで修正をする場合にも,そのラベルの重なりの解消という作業は必要となる。
なおこのブログに掲載してあるのは,Iluustratorで最終的な修正を行った散布図である。
Adobe Illustrator CS4
■ 地球の公転距離