2-74 エクセル「個別データのラベル付き散布図作成マクロ 」を利用した散布図の作成①

2-71で統計情報研究開発センターのHPの「機関紙ESTRELAで掲載されたソフトウェアを紹介するコーナー・・・参考(掲載記事)}よりというところのソフトをひとつ紹介したが,やはりこのHPからダウンロードできる有用ソフトで,「個別データのラベル付き散布図作成マクロ 」というものを紹介したい。
よく地理学習や地理研究などでは,複数の国や地域の二種類の数値の相関をみるために散布図を利用するが,このエクセルマクロのソフトは。エクセルで散布図を作成する場合,図中のマークに国名などのデータラベルを自動表示させてくれるものである。実際にエクセルで散布図を作ってみた方は知っていると思うが,案外,設定が煩雑である。
このマクロは,HPからダウンロードしたエクセル形式のマクロを立ち上げる。そして,その「Sheet1」の空きスペースに別に作ったエクセル表を貼り付ける。あとは,選択メニューの「ツール」→「マクロ」→「マクロ」と選択していき,「マクロ名」というところに個別データのラベル付き散布図」が表示されたら「実行」キーをクリックするだけである。あとは作図された散布図のフォントや,グラフの背景などについての調整,修正作業をすれば,散布図が完成である。
このブログにあるのは,ノーベル賞受賞者とオリンピック金賞の加重数との相関をみるためにエクセルで試験的に作成した散布図である。
「ESTRELA」参考(掲載記事より)→個別データのラベル付き散布図作成マクロ のダウンロード
■ 地球の公転距離