2-72 警視庁HP「事件事故発生状況マップ」とIllustratorを利用した教材作成

以前も触れたことがあるが,「生活の中の地図」ということでは,ハザードマップ同様,犯罪発生マップ,交通事故発生マップなども重要度の高い地図のひとつであろう。地図学習の興味付けといった点でも,この種のマップは利用価値が高い。以前紹介した交通安全マップと同じようなやり方で,生徒から情報を集めて,授業の中でマップを作成していくというやり方もある。
ただ各地の警察署などが独自に作成してる犯罪発生マップ,防犯マップなどを利用する方法もある。そのようなマップを見られる警察署のHPも意外と多い。例えば「東京都」については警視庁がHPの中で詳細な「事件事故発生状況マップ」が閲覧できるサービスを提供している。これらを使えば,防犯教育,交通安全教育を進めつつ,地図の読み取りのトレーニングも進めることができる。
たとえばこのブログにアップしたのは,警視庁HPの事件事故発生状況マップのページから,gif形式で入手した地図画像を使って試験的に作成した地図の読み取りトレーニングのための教材である。
警視庁HP「事件事故発生状況マップ」
Adobe Illustrator CS4
■ 地球の公転距離