2-68 Illustratorによる身近な地域の温暖化グラフの作成

気象庁のHPでは,「気象統計情報→観測開始からの毎月の値」というページで,国内の主な都市の観測開始年から現在までの気候要素のデータが表形式で閲覧できる。これらはエクセルの新規ファイルに貼り付けると,そのままグラフ作成の基礎データとして使えるが,とくに年間平均気温のデータが,「温暖化」を示す折れ線グラフの作成に使える。ブログにアップしてあるのは,私の暮らす前橋市の年間平均気温の推移を示す。みると,漸増というパターンで年間平均気温の上昇という現象が一目瞭然である。
地理Aの地球的課題の中では気候温暖化の学習をするが,生徒にとってはリアリティのない,グローバルスケールの学習に終始することも多い。このように身近な地域のデータを気象庁のHpで得て,それをもとに折れ線グラフを作り示すだけで,この問題を身近な問題として認識させることができるのではないだろうか。
気象庁 観測開始からの毎月の値
Adobe Illustrator CS4
■ 地球の公転距離