2-56 「夜の地球」衛星画像を利用した教材作成①

米国商務省(USDOC:US Department of Commerce)の下部機関NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration/米国海洋庁)のHPの中に,「Online Maps and Web Services」というサービスがあり,その中に「Nighttime Lights of the World」というページがある。世界の夜の光をグローバルスケール,および任意のエリアについて閲覧できるオンラインマップのページである。ここで閲覧できる「夜の地球」は2003年の衛星画像を合成したものである。モノクロではないので,モノクロのプリント教材にするには向かない。しかし地球の光を,都市照明を白色の光,焼畑の炎を赤色の光,漁船のいさり火を水色の光,油田の光を緑色の光と,光の種類によって色を分けて表示している。そのためカラー印刷が可能な環境がある場合,エネルギー消費の地域性などについての有効な地理素材となる。
このオンラインマップ(Interactive Map)の利用はいたって簡単,地図で範囲を指定し,その地図が表示されたところで,Win Shotなどのツールでハードコピーし,その使う部分だけをPhoto Shopなどで切り取りすればよいだけである。
Nighttime Lights of the World
スクリーンキャプチャーソフトWinShotのダウンロード
AdobePhotoshop
■ 地球の公転距離