2-42 社会実情データ図録を利用したグラフの作成

「社会実情データ図録」というアルファ社会科学株式会社の主席研究員をつとめる本川裕氏のホームページでは,社会経済の実情を分かりやすく把握できることを目的として,客観的なデータにもとづく膨大な数のグラフを掲載しているそれらは分野別にまとめられている。そのため地理の各項目の授業のなかで様々な利用が考えられる。つまり食料・農林水産業,開発援助,人口・高齢化,健康,生活,社会問題・社会保障,労働,教育・文化,エネルギー,環境・災害,経済・GDP,物価,貿易.金融財政,行政・政治,産業・サービス,科学技術,情報通信技術(IT),運輸交通,観光,地域(国内),地域(海外),年間アクセスランキング50という項目ごとにしっかりと整理されているため利用しやすい。gif形式,カラーモードで作成されているため,そのままWORDなどに貼り付けて使うよりは,それを下絵としてイラストレーターなどでトレースするなどして改めてグレースールなどで製図しなおしたほうがより完成度の高いグラフが作れる。なおIllustratorでこのようなグラフのトレースの場合には,このブログにあるように,下絵にするグラフの「透明度」のパーセンテージを下げて,色を薄くしてやる。すると,トレース作業が大変やりやすくなる。
なお図によっては統計データが数値でグラフ内に挿入されているケースも多い。そのため,その数値をIllustratorやエクセルに入力して直接グラフを作成することも可能である(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/)。
Adobe Illustrator CS3
社会実情データ図録
■ 地球の公転距離