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地理屋にできること

2-28 地理教材,地域研究の素材としての新聞記事の利用



 地理教材や,地域研究の素材として有用性が高いものに「新聞記事」がある。「生きた教材」として新聞を使う運動はNIE(Newspaper in Education)運動として有名だが,これはもともと60程前にアメリカ合衆国で始まった運動が世界に広まったものである。現在では,世界でも30か国で実践されている。日本でも1985年から新聞界と教育界が協力して推進している。私は前任校で「総合的な学習の時間」で新聞学習を企画したことがあったが,正直いって地理学習の中にこれまで新聞記事を使ったことは数回ぐらいしかなかった。しかし新聞はよく考えると,実に沢山の情報を内包している。これを「地理」に利用していかないのはもったいない。新聞の構成は面立(めんだて)というが,般に,^賁,∪治,9餾,ぅピニオン,イらし,Ε好檗璽,地域,┝匆,番組欄を基本として,それにプラスαが加わった構成となっているのがパターンである。どの面も様々な利用が可能であると思うが,たとえば国際面を読むと,個々の国々の動向や,国際機関・NGO・ODA,世界の要人の動向などの情報が手に入る。その個々の面ごとに「どのような地理分野への利用」が可能かを系統化する必要があると思うが,いまのところ個人的にはひとつの課題としたい。
なお新聞を教材として利用する場合は,使う部分をハサミで切り取り,そのままコピーして利用するパターンもある。しかし教材あるいは資料のストックや使い回しを考えればしっかり電子データ化しておくことが重要である。つまりまずスキャナーで使いたい新聞記事の部分をスキャニングし,画像ファイルをつくる。そして,それを改めて「Photo Shop」などの画像処理ソフトで読み込んで,不必要な部分を削除する。そして「イメージ」機能のところの「モード」を選択し「グレースケール」とする。また新聞のスキャニングにつきものの,黒ずんだ影と暗さを「画質調整」機能の「ライティング」→「コントラスト・明るさ」で調整する。文字だけの新聞記事であれば,こうして調整し作成した画像ファイルをWORDなどに挿入して,新聞社の名称.新聞の発行年月日をそこに入れれば立派な資料となる。
ただ「写真を含む新聞記事」の場合には,さらにプラスαの作業が必要である。つまれ写真は新聞の中では「ドットの集合体」として表示されているため,「Photo Shop」などで「フィルタ」機能の「ボカシ」が必要となる。このブログにのせているのは,新聞記事データを「Photo Shop」で処理したあとの記事で.個人的な地域研究に使った記事である。
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群馬県立桐生女子高校で地理屋をしている田中隆志です。ここは地理と地図の好きな人たちのための情報提供の場です。

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