2-27 本やインターネットなどを利用した素材写真の活用

地理学習の中では,気候,地形,農業など様々な項目で,景観写真が重要な教材開発の素材である。その素材収集については,本や雑誌・新聞の写真をスキャニングしたり,自分の旅行のときのスナップを利用したり,インターネット検索で適当な素材を入手したりの様々な方法がある。私の場合もとくに,これといった方法はないが,インターネット検索していく場合,教育素材として利用可能な景観写真などを集めたHPなどにいきあたることもある。たとえば「e-dream-s(イー・ドリームズ)」という,教育・国際化・コミュニケーションを通じて世界に貢献するために設立されたNPOの運営するサイトに,「@aglance(アット・ア・グランス)」というサイトがあるが,これなどは地理の教材開発にも有用性が高いと思う(http://www.aglance.org/archives/)。
もちろん入手した写真については,_菫量静戞彩色の調整,▲侫.ぅ襯汽ぅ困療正化(10MG前後がよい),写真の使いたい部分の切り取り,ぅラーかモノクロかの処理,セ駑曾犬篷椶覆匹坊悩椶気譴討い觴命燭砲茲あるドット画像へのボカシ処理など,繊細な処理が必要である。こうした画像処理ソフトについては「Adobe Photo Shop」が有用性が高いが,フリーソフトを使いたい場合は有名な「Gimp」などが使える(http://www.gimp.org/)。写真素材もただ入手すればよいというものではなく,その調整・処理がそれを効果的な教材にするか否かを決定するのである。
教育用写真サイト@aglance(アット・ア・グランス)
AdobePhotoshop
Gimpのダウンロード
■ 地球の公転距離