2-24 インターネットタウンページとMapfan.netの同時展開による分布図の作成

コンビニの分布図をインターネットタウンページを利用して作成する場合でも,「コンビニと幹線道路との関係性をとらえさせる分布図」を作成する時には,2-23のような行政地図は利用できない。つまりベースマップは鉄道や道路網などが正確に表示されている地図でなければならない。私は,その点,インターネットマップがこのようなベースマップとしては有用性が高いと考える。とくに個人的には有料で,オンライン状態でないと利用できないが,MapFan,netが使い勝手がよいインターネットマップだと思う(http://www.mapfan.net/welcome/mfw/index.html)。
つまりまず,自分がつくりたい分布図の範囲をMapFan.netで表示し,その画像をまずJPG方式かBMP方式で保存する。そしてそのファイルをAdobePhotoshopを起動させたところに読み込んで表示する。そしてその図をカラー調整するなどしてベースマップを作成する。一方,MapFan.netはそのまま「表示」の状態にしておく。またインターネットタウンページも起動し,そこの検索で表示されたコンビニの全てについて,一件一件の住所をコピーし,同時展開されているMapFan.netの「検索」に貼り付けし,正確な位置を確認する。そしてAdobePhotoshop上の地図上に,そのコンビニの位置をドットあるいは何らかの記号でプロットしていく。そうすると交通幹線との関係を示すコンビニの分布図が完成する。
このブログに表示されているのは,2005年に私が作成した群馬県高崎市におけるセブンイレブン分布図である。
インターネットタウンページ
地理情報分析支援システムMANDARA
AdobePhotoshop
mapfan
■ 地球の公転距離