2-12 国土地理院の基盤地図情報を利用した詳細地図の白地図作成④

次にMANDARAの初期画面が出たら,「ファイル」→「白地図表示」をクリック。「白地図表示のウィンドウ」がでたら,「参照」のボタンを押し,先ほどMANDARAで作成したファイルを選択する。すると右の「設定」の「データ部分のオブジェクトグループ」というところに,白地図化で使ったシェイプファイルの名前が表示されている。そうしたらメニュー画面左の「レイヤ追加」をクリック。さらに「データ部分のオブジェクトグループ」のファイル名の右の三角▼をクリックして,他のシェイプファイル名を表示させる。そして同じように「レイヤーの追加」を繰り返す。そしてすべてのシェイプファイルのレイヤーが追加されたら,右下の「OK」をクリック。そうすると白地図の描画モードに画面が変わる。
この描画モードの画面をよくみると左上に「対象レイヤ」を選択するところがある。各レイヤーは街路,行政境,道路など項目別に分かれているが,もし「道路網」だけの白地図が作りたい場合は,そのレイヤを選択し,メニューの「描画開始」のボタンを押す。すると道路網の地図が描写される。
一方,「建物」と「道路」といった異なるレイヤ情報がかさなった白地図を得たい場合,まず対象レイヤを「建物」のレイヤにして,
描画モード画面の上側にある「重ね合わせセット」をクリック。そして次に対しようレイヤを「道路」のレイヤにして「重ね合わせセット」をクリックする。そしてその後,画面の上部にある茶色字で書かれた「重ね合わせ表示」というとこころをクリック。そしてさらに「描画開始」をクリックする。すると2つのレイヤ情報が重なった地図が表示れる。
なおこの描画開始を押したときに,一見すると何も画面上に地図が表示されないレイヤがあるが,それは見かけだけである。この作業が終わったら,いよいよ次はIllustratorの出番である。
地理情報分析支援システムMANDARA
国土地理院の基盤地図情報の提供
Adobe Illustrator CS3
■ 地球の公転距離