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地理屋にできること

2-12 国土地理院の基盤地図情報を利用した詳細地図の白地図作成①



国土地理院の基盤地図情報の提供というページでは、国土地理院が作成した基盤地図情報をXMLというファイル形式で閲覧とダウンロードできる(http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html)。このサービスは平成19年5月30日に公布,8月29日に施工された「地理空間情報活用推進基本法」に基づき,国民への高精度の骨格的地図情報の整備・提供を目的として始まったサービスである。はっきりいってまだ,そのデータを閲覧・ダウンロードできる地域は栃木・埼玉・神奈川の一部の市町村にすぎない。しかし随時,データの提供をするエリアを拡大する予定なので,今後多いに注目されるサービスである。
 データを入手する場合には,まず国土地理院のホームページに入り、基盤地図情報→基盤地図情報の閲覧・ダウンロード→ダウンロードサービスの順にページを進む。そしてページ下のファイル形式で「JPGIS形式」などの形式を選択,そして「ダウンロード項目指定」をして,ZIP形式で圧縮しているものをダウンロードする。ZIPファイルはLhasaで解凍。解凍ファイルの中のXMLデータをすべてひとつのフォルダに入れておく。たとえば佐野市のデータであれば,フォルダの名前は「佐野市」としておく。
 一方で,HPの「基盤地図情報の閲覧・ダウンロード」のページの下にある「ビュアーソフト等のダウンロード」で「FGDV_v100」という名前のZIP形式のソフトをダウンロードし,それを解凍し,ソフトを起動させる。その「ビュアーソフト」が立ち上がったところで,「ファイル」というところで,「佐野市」のXMLファイルをすべて指定して開く。そのときのファイル形式はXML形式とする。すると佐野市の詳細な地図がデスクトップ上に映し出される。
地理情報分析支援システムMANDARA

国土地理院の基盤地図情報の提供

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Author:Tanaka Takashi
群馬県立桐生女子高校で地理屋をしている田中隆志です。ここは地理と地図の好きな人たちのための情報提供の場です。

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