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地理と地図が好きなすべての人の情報共有の場です

地理屋にできること

2-5 原図としての白地図をつくる②複数のレイヤーつきのeps地図の利用



 三角形(屋号)という所の「白地図、世界地図、日本地図など、地図が無料」というHP(http://www.freemap.jp/)では,pdf形式やgift形式のものに加え,epsという形式の白地図データ(世界地図・海外地方図・日本地図・比較的規模の大きな都市の市町村図)も無料でダウンロードできる。ローカルな市町村地図については,一部有料提供という形をとっているが,これも有用性が高い。つまりpdf形式ものはIllustratorなどでファイルを開いたとき,単一のレイヤーとしてしか,データは読み込まれない。しかしeps形式のものについては,重層的な複数枚のレイヤーのデータとして,データが読み込めるようになっている。
 たとえばここに表示されているアメリカの州別のマップについては,sea(水系),border(行政境),japanese(行政単位の日本名),english(行政単位の英語名)別にことなるレイヤーにデータが区分けされているので,行政単位の英語名の地図をつくることも,日本語名の地図をつくることも,またそうした行政単位の名称を割愛した白地図をつくることも可能である。
 もちろんillustrator形式である拡張子がaiというマップデータを手に入れられるのが理想だが,それらは海外のホームページでダウンロードできる有料のものが多い。
白地図、世界地図、日本地図など、地図が無料

Adobe Illustrator CS3

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Author:Tanaka Takashi
群馬県立桐生女子高校で地理屋をしている田中隆志です。ここは地理と地図の好きな人たちのための情報提供の場です。

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