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地理屋にできること

2014.11.26 NaturalEarth の鉄道・道路のshapefileを使おう

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NaturalEarthでは,グローバルスケールの様々なGISデータが入手可能である。とくにMANDARAで読み込むことでGoogleEarth形式のファイルにも加工できる「shapefile」が,容易に入手できる。データの精度によって,最も高精度の「1:10m」と,「1:50m」,「1:110m」などの下層の精度のものが用意されている。それぞれのデータについて,人文環境要素と,自然環境要素が用意されているが,たとえば「1:10m」の精度の人文環境要素(Cultural Vectors)の中にある,railroadとroadのshapefileをMANDARAで読み込んで,一旦描画したものをkml形式で保存すると,このようなGoogleEarth形式のマップが作図できる。図の中にある赤線が鉄道,白線が道路である。それを読み取ると,道路網がシベリアやオーストラリア内陸部で普及していないこと,鉄道網が「偏在」していることなどが読み取れる。こうして作図したマップは,「交通」の学習などにも有用であると考える。
NaturalEarth の鉄道・道路のshapefileを使おう
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群馬県立桐生女子高校で地理屋をしている田中隆志です。ここは地理と地図の好きな人たちのための情報提供の場です。

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