建設コンサルタントの企業で五大開発株式会社が,「実証実験」として公開しているオンライン作成ツールでGONDOWANAというものがある。3次元表現にWebGLを活用したものである。精度は追求せず,鳥瞰図や概観図などわかりやすい地図表現を指向している。ブラウザはGoogleChromだけに対応している。多彩な地形表現が可能で 独自で作成した地図画,段彩図,傾斜量図(地表面の傾斜の大きさを表示した図),斜面方位図(地表面が向く方向を表示した図),尾根線・谷線,シームレス地質図,地すべり地形分布図などの表現ができる。地形断面図(ペーロケ断面図)作成機能,等高線表示機能もある。面白そうなので私もGONDOWANAを試用してみた。まず左のサイドバーの「詳細設定」を選び標高倍率を5,取得範囲を100とした。そして,「傾斜量図」を選択し,設定で色調を赤色系だけにして,画面左上の傾斜角度を30数度にした。そして作ったのがこの地図である。
バーチャル空間に浮かぶ仮想土木列島・GONDOWANAを試用する
■ 地球の公転距離