3-416 NRELの公式サイトでアメリカの再生エネルギー関連マップを入手する②

一方,バイオマス資源だけでなく,それを含む再生可能エネルギー全般についての,アメリカ国内の概要を知る時に有用なのが,「RE Atlas」である。このGISマップについては,水力発電所,地熱発電所などの施設分布を地図表示できるとともに,「バイオマス資源,地熱,太陽光,風力,波力」などの潜在的な再生可エネルギーの分布も地図表示できる。たとえば,このブログに掲載している画像は,「風速-海岸(Wind Speed - Offshore)」と,「風力発電クラス(風力発電設置に重要となる風の密度)-内陸(Wind Power Class - Onshore)」の大きい所を濃い色で示している(青よりも赤の方が値が大きい)。こうした地図をみせながら,生徒に風力発電の適地を地形との関係で考察させるのも面白いと考える。内陸ではプレーリー,海岸では太平洋岸が風力発電を設置しやすいとの推論をさせることも可能なのではないかと考える。
NRELのGISマップのラボトリー
RE Atlaを活用する
■ 地球の公転距離