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地理屋にできること

3-414  USGSの公式サイト内にある「Water Watch」を活用する



USGSの公式サイト内にある「Water Watch」というページでは,アメリカ合衆国国内のリアルタイムな河川の流れ,干ばつなどについての監視結果が地図化されたものが掲載されている。「現在の河川の流出量」「干ばつ状況」「洪水の発生状況」「過去の水の流出」などをマッピング化したものである。高校地理の新学習指導要領の中では,防災学習の視点が重要視されているが,アメリカの国内で洪水が起こりやすい場所が,大きな流域面積をもつミシシッピ川の河口周辺に集中していることに着眼させて,三角州の洪水リスクの高さを生徒に学ばせることも可能だろう。また干ばつの被害リスクの高い地域が,乾燥地域だけでなく,大山脈が近くにないアパラチア南部などにあることに着眼させ,山の水源涵養機能などについて学ばせるといった,いろいろな教材としての活用も可能であるかと思われる。英文サイトではあるが,Google翻訳などでサイト全体を翻訳すれば,そこで使われている図がどのような図であるのかの主旨もある程度は理解できると思われる。
USGSの公式サイト内にある「Water Watch」を活用する
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Author:Tanaka Takashi
群馬県立桐生女子高校で地理屋をしている田中隆志です。ここは地理と地図の好きな人たちのための情報提供の場です。

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