2-223 大気の大循環のアクティビティー⑤

「大気の大循環」の中心にある熱帯収束帯(ITCZ)が季節移動するために,地球全体の風,降水分布は変わる。その原因はもちろん,地球が傾いた状態で太陽の周りを公転しているために,夏は北半球側,冬は南半球側が温められ,そこにITCZが発達するためである。こうした内容の学習で活用可能なのが,下のリンクからダウンロードできるアニメーションである。やはりこれも教育出版社ピアソン・エデュケーションで制作しているフラッシュ形式のアニメーションである。内容は太陽の周りをまわっている地球の位置変化を再現した単純なアニメである。画面下側の再生ボタンをクリックすると,1月から12月までの地球の位置変化を見ることができる。このアニメをみると,なるほど夏は北半球,冬は南半球が温められるということが視覚的にとらえられる。シンプルであるが大変有用な素材である。
地球が太陽のまわりを公転するアニメーション(SWF形式)
Flashムービー(swf形式のファイル)の再生専用プレイヤー「FlashPlayerEx」をダウンロードする (swf形式)
■ 地球の公転距離