オルテリウス

 

 

オルテリウスの地図が見られるサイト

 

 

  •  Digital Masterpiece: Theatrum orbis terrarum

    オランダ王立図書館のサイト。このサイトでは、アトラスの「世界の舞台」の53枚のすべてのページが表することができ、個々の地図の拡大、縮小をすることもできる。またガイド付きツアーでは、アトラス内のより興味深い地図のいくつかと、地図が描かれた世界の現代の知識と理解についての情報も提供されている。

世界の概観

 

 

世界の概観に使えるサイト

 

 

  • Google Earth WEB版

    2017年に公開されたGoogleEarthのWeb版である。PC版のGoogle earth proにはできるshapefileの読み込み機能はないもののkml,kmzを読み込む機能などがある。地形の簡易的な3D化やストリートビュー機能はある。学校内のPCにはGoogle earthがインストールできないケースが多いため,活用方法によっては学校へのGIS普及の大きな端緒となるツールである。

  • WorldWind Web版

    GoogleEarthが登場する以前の2004年に公開が開始されたNASAが制作したフリーウェアのWeb版。詳細な地図や空中写真は精度が低いが、中高度以上ではGoogle Earthよりも画像が美しい。「夜の地球の光(Earth at night)」の設定、地図投影法の選択もでき、アメリカの地図レイヤを多く表示でき、アメリカでの利用が多い。

  • GoogleMap
  • 上記のGoogleEarthのWeb版と同様の,地形の簡易的な3D化やストリートビュー機能がある。kml,kmzの読み込み機能はないが,経路を調べて表示させるなどの機能がある。2018年現在,世界でもっともよく使われている地図である。

  • Globalis
  • Globalisは,スウェーデンの国連協会の運営しているWeb地図サイトである。多くの主題図,統計地図などを検索することもできる。ただし統計地図はコロプレスとなっている。

  • FloatingShinyKnot

    世界の任意の地点について、パノラマ画像化されたGoogleEarthのストリートビューがみられる。

  • AirPano.com
  • ここでは世界各地の360度パノラマ画像,動画を見ることができる。圧巻である。

  • 地理@沼津高専  ウェブ地図

     沼津工業高等専門学校 教養科 佐藤崇徳研究室(地理教室)のホームページ内のサイトには、様々な世界と日本を概観するためのウェブ地図がある。

衛星画像

 

 

衛星画像をみるためのサイト

 

 

  • NOAAの「The World in Real-Time」の Interactive Maps
  • 西太平洋から東大西洋までをカバーするNOAA(米国海洋大気庁) の運用中の 2 つの静止環境衛星、地球を周回する極軌道衛星でカバーされる、毎日の最新の地球全体の衛星画像がみられるサイト。地球儀スタイルで、GOES GeoColor の昼と夜の画像が表示されている。赤外線、水蒸気、または最新の JPSS VIIRS 昼間全球地図も選択できる。なおこのマップの上層にあるインタラクティブ マップでは、様々な衛星画像・動画がみられる。

  • Zoom Earth

    Adobe社のFlash playerさえインストールしておけば容易に地球儀形式の衛星画像が閲覧できサイト。直近に撮影された衛星画像が閲覧できる。

  • EOSDIS Worldview

    NASAのEOSDIS(地球観測情報システム)が公開するサイトで,フル解像度の衛星画像レイヤの上に,多くのリアルタイムなハザード,地球科学関連のリアルタイムデータを表示することができる。画像レイヤの多くは観測から3時間以内に更新されたものである。本来は,山火事管理,大気質測定,洪水監視などを目的している。タブレットおよびスマートフォンデバイスでの閲覧も一部可能である。

官製地図

 

     

 T. Yamashita氏のサイト「官製地図を求めて」などにより作成したリスト

球面的な理解

 

 

球面的な理解に役立つサイト

 

 

【昼と夜の範囲】

  • Day and Night World Map

    time and date.comという英文サイトの中にあるページ。ここでは入力画面に任意の日時を入力するだけで,その時間における「太陽の位置」,「昼間のエリア」,「夜のエリア」を衛星画像上に示すことができる。ベースとなる地図を,マップに切り替えたり,衛星画像に切り替えたりできる。

  • Earth and Moon Viewer

    Day and Night World Mapと同様に衛星地図に,設定した日時の昼夜のエリアを示したり,実際の人工衛星からの視点を示すことができる。

  • World Sunlight Map

    地球上の「リアルタイム」の昼間の領域と,夜の領域を可視化された画像で示してくれるサイトである。画像に使われている雲は,3時間ごとに更新される気象衛星画像のものが使われている。

  • 夜境界マップ

    緯度・経度,日にちと時刻を指定して特定の地点に焦点をあてた形で,球体あるいは平面で昼間と夜の領域を視覚化できるサイトである。

【日の出・日の入りの時間・方位を確認】

  • 日の出・日の入りマップ

    画面上に表示されているGoogleマップの任意のポイントを,マウスでクリックすると,画面左上に,日の出・日の入り時間(日本時間)が示される。また赤いラインで,太陽の昇る方向,沈む方向も示される。

【人工衛星がみられる日程を確認】

  • See A Satellite Tonight

    自分の所在地で、直近で人工衛星がみられる日程が地球儀スタイルのサイトで確認できる。

地図投影法

 

 

地図投影法について考えさせるサイト

 

 

【地図投影法】

  • 地図投影器

    こかげの窓という石狩市の「さゆぬ」氏が運営している サイト内のツール。様々な地図投影法の世界地図を描画できる。

  • どこでも方位図法

    このサイトは、(株)オンターゲットが提供している地図サイトである。任意の中心点をもつ正距方位図法や正積方位図法が描画できる。

【正確な大陸・国の大きさ】

  • The True Size Of …

    任意の国の大きさの比較ができるサイトである。まずは上の「How it works」という作業手順の説明動画と、下の広告を非表示にする。そして画面左上の「検索」のところに、英語で国名をいれるとその国のカラーのシルエットが表示される。あとはその国を、大きさを比較したい国のところまでドラッグしていけばよい。なお初期画面ではアフリカの中に、インドや中国が入っているが、必要なければ、2回その上で右クリックすれば消える。または「検索」の下のclearボタンを押せばすべて消える。Modalという方がつくっている用だが、連絡先は不明である。

  • World Sizes
  • World Sizes は、Esri社 の開発者エヴァンジェリスト、Arno Fiva 氏 (@arnofiva) が作成した、バーチャルな地球儀の上で各国の国境を移動して面積が比較できる Web アプリである。「The True Size Of … 」とコンセプトは同じである。デジタル地球儀上で特定の国を選択すると、その「輪郭」を別の国の所まで移動させ、重ね合わせる事ができる。球面上の世界の中で、実際の国の大きさ調べをしていくのに有用であるる。

【大圏コース】

  • Great Circle Map

    英文サイトではあるが,都市名か空港コードを2つ検索欄に入れると,大圏コースがメルカトル図あるいは地球儀スタイルの地図に距離とともにラインで表示される。 授業では,最初生徒に地図帳のミラー図法をみせて,距離も大圏コースを考えさせたあと,このWeb地図で実際の大圏コースを確認させるといった活用が考えられる。

  • Great Circle Mapper

    英文サイトではあるが,オンラインサイトで,「本当の大圏コース」を描写する機能をもった有用なサイトである。ほかにも大圏コースの距離を描写してくれたり,地図投影法を選択できるなど高機能である。

【地球上の正しい方位】

【アンティポデス】

  • AntipodesMap

    2Dの地図あるいは衛星画像上で対蹠点を確かめられるサイトである。

地形の概観

 

 

地形を概観するサイト

 

  • 全球数値地表モデル (DSM) の30m解像度版データセット

    2006年1月に日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた世界最大級の地球観測衛星「だいち」の観測データにもとづく,世界初の5m解像度の数値標高モデル(DEM)で世界中の陸地の起伏を表現している。今後このモデルをもとにした3D地形図は,新興国での地図整備や自然災害の被害予測,水資源の調査などさまざまな用途に活用することが期待されている。

  • Elastic Terrain Map(弾性地形図)

    オレゴン州立大学のJonas Buddeberg氏とBernhard Jenny氏によって作成されたWeb地図サイトである。Web地図をPCなどで操作しようとすると,小刻みに弾力性をもった動きをして,地形を可視化してくれるサイトである。このサイトは操作にクセがあるが,「可視化」の一つの手法として,大変ユニークで面白い地図である。

     

等高線地図

 

 

等高線地図の作成

 

 

  • Contour map generator

    ウェブデザイナーの Andy Woodruff氏のチームで公開しているオンラインツールで,世界の任意の場所の等高線地図が作成できるサイトである。それだけでなく等高線データをGeojsonの形式でダウンロードできる。ただし地理院地図の等高線などとずれているところもあるため,大陸や国サイズの等高線地図を作るときに使用するなど利用については工夫が必要である。

地質図

 

 

地質図の表示

 

 

  • Macrostrat

    探索、統合、分析のためのプラットフォームとして地質データを可視化したサイト。Creative Commons Attribution 4.0 International ライセンス ( CC-BY-4.0 ) の下で提供されている。

山の3D地形図

 

 

山の3D地形図表示サイト

 

【エベレスト山とヒマラヤ山脈の3D地形図】

  • mount-everest3d

    エベレスト山とヒマラヤ山脈のインタラクティブな 3D マップ。独自の解像度、比類のない詳細、最新の衛星技術に基づいている。マップには、地球上で最も高い山への 2 つの最も旅行者の多いルート、すべての歴史的なルート、およびクンブ地域で最も有名なトレッキング ルートも表示できる。

地震の震源の震央

 

 

地震の震源の震央の表示

 

 

  • USGS Magnitude 2.5+ Earthquakes, Past Day

    米国地質調査所 (USGS) が公開する過去1日のマグニチュード2.5以上の地震を示すサイト。プレート境界の表示などもできる。

  • Seismic Explorer

    過去の地震データを使用して、記録された各地震のマグニチュード、深さ、および位置に関する情報を含む、地球上の 40 年間の地震活動を視覚化している。マップは、米国地質調査所 (USGS) からの最近の地震活動に関するデータと、世界中の過去の地震活動に関するスミソニアン研究所地球火山計画からのデータを使用している。USGS のデータを使用して Esri のRaluca Nicolaによって作成された。

  • Earthquakes with Exaggerated Depth

    過去の地震データを使用して、記録された各地震のマグニチュード、深さ、および位置に関する情報を含む、地球上の 40 年間の地震活動を視覚化している。マップは米国地質調査所 (USGS) からの最近の地震活動に関するデータと、世界中の過去の地震活動に関するスミソニアン研究所地球火山計画からのデータを使用している。

  • World EQ Locator

    最近の地震データの場所を視覚化するインタラクティブ マップ。USGS データを使用して、世界中の最近の地震活動の場所と強さを示している。地表のすぐ近くから深さ約 700 km までの地震について、マップ上のマーカーにカーソルを合わせると、正確な深度を測定でする。また地図上の時計アイコンを選択すると、世界中の最近の地震の場所を表示できる。

立体的な横断面図

 

 

立体的な横断面図の作成サイト

 

  • heywhatsthat(ねえなにそれ?)
    • サイト内のメインページにあるオンラインツールで,立体的な等高線図が作成できるもの。地図上の任意の地点からの360度の横断面図が作成できる。ただし単位がフィートしかつかえず,また操作が少し煩雑である。

  • まんがマップ
  •  株式会社スケッチファブ社の任意の地点の地形のイラストイメージを表示させるサイト。

統計地図

 

 

様々な統計地図を表示させるサイト

 

 

【世界】

  • The World Bank(世界銀行)のIndicators
  • このサイトでは,持続可能な世界の建設にかかわる膨大な数の統計指標の全てが地図化できる。特定の指標名をクリックすると該当ページに直接ジャンプする。ページが表示されたら下の「map」ボタンをクリックさせ地図表示させる。地図左上のshadedで階級区分図,pointsで図形表現図が選択できるので,そのボタンで適切な選択をさせる。図形表現図にした場合の背景図に国境線が消えてしまった。

  • World Bank Maps

    インタラクティブマップでデータを探索して分析できるWeb地図ページである。世界銀行のプロジェクトとデータセットを閲覧できます。The World Bank(世界銀行)のIndicatorsと比べると全画面表示で地図がみられたり,インフラストラクチャー関係のレイヤを表示できるなどの利点はあるものの,データセットの検索が日本語ではできなかったり,絶対値の表示にコロプレスが使われているなど課題もある。

 

水系図

 

 

水系図の作成サイト

 

 

  • Watershed Explorer

    任意の地点の雨粒がどのようなポイントを通過して、どこに向かうのかをシミュレーションできるサイトである。

  • river-runner-global

    任意の地点の雨粒がどのようなポイントを通過して、どこに向かうのかをフライトシミュレーターのイメージでみられサイトである。

断面図

 

 

断面図が作成できるサイト

 

 

【断面図】

  • 地理院地図
  • 国土地理院のオンラインツールである。 グローバルスケールの断面図作成ができる。ただし大圏コースの断面図になってしまうため注意が必要である。

  • Web地形断面メーカー

    故・ 谷謙二先生のつくられた断面図作成ツールで、直線部分の断面図を作成できる。

気候・気象・天気

 

 

気候・ 気象・天気の可視化サイト

 

【リアルタイムの大気の動き概観】

  • Earth(Earth Null School)

    Cameron Beccario氏が作成したサイト。スーパーコンピュータを使用して,3時間ごとに更新される世界全体の風,天気,海水温,大気の汚染状況をアニメーションで描画している。天気はNOAAの世界的な予報システム,海流はOSCARのデータに基づいている。

  • Ventusky

    チェコの気象専門家チームによって構築されたサイトで,風,雨,気温をアニメーションで描画している。

  • Windy.com

    世界全体のリアルタイムの風,雷,風などの動きをアニメーションで描画している。とくに天気予想については10日後までもアニメーションで確認できる。

【世界の気候要素】

  • Climate Reanalyzer
  • 世界の気候と気象のリアルタイムのデータセットを視覚化するためのプラットフォーム。このサイトは 、メイン大学の気候変動研究所の 支援を受けて、 Sean Birkel 博士が運営している。静的なイメージであるが等値線が入っているなど見やすい。

  • WUNDARMAP,Open Weather Map

    世界中の天気や気温はもちろん,風速,気圧等の情報を簡易的に確認できる。

  • Weather Underground

    世界各地の最新の気象情報を反映した地図を,インタラクティブマップの形式で入手することができる。つまり数時間前に世界各地の気象観測施設で観測された気温,体感気温(暑さ),体感気温(寒さ),紫外線量などの状態を視覚的に表すインタラクティブマップを公開している。初期画面右下に表示される「Select a Country or Region」の地図で地域を選択すればその地域の地図が示される。 またその地図下にある「Expand Map」をクリックすれば地図はかなり大きな地図に拡大される。ファイルは「右クリック」→「名前を付けて画像を保存」でgif形式で容易に保存ができる。

  • Weather Spark 

    このサイトでは、世界の様々な都市について、「Temperature Fingerprint Map」を表示し、1年間のすべての月日、時間の気温状態を可視化できるサイトである。

  • GSMAP(世界の雨分布速報)

    日本のJAXAが運営しているサイトで、世界のリアルタイムな雨分布を表示するサイトである。

  • climatemaps
  • Bart Römgens氏がOpenLayers 3を使って作成した1か月単位の天候データを図示できるオンラインのインタラクティブマップである。

【気象現象】

  • リアルタイムの稲妻マップ
  • ヨーロッパ,オセアニア,アメリカのリアルタイムの稲妻の落雷位置を示している。Blitzortung雷検知ネットワークからのデータを使用しており,落雷受信機が大気からの電磁気放電を検出し落雷場所が推定されている。

【気候要素の記録をもつ地点】

【ローカルな気象状況】

  • meteoblueのWeathermap

    世界中の陸海空のあらゆる地点の高品質なローカル気象情報を世界中に配信している。初期画面では東京の天気となっているが、世界中のローカルにな気象状況を表示できる。

  • wind map
  • Martin Wattenberg氏が作ったサイトで、アメリカ合衆国本土の風のリアルタイムの動きを示している。「Earth:Null school」の作者にサイト制作のきっかけをあたえたものである。地表風データは、National Digital Forecast Databaseから取得される短期予測で、1 時間に 1 回修正されている。

【気象衛星画像】

  • Satellite Maps - Global Archive

    JPSS 衛星に搭載されている可視赤外線画像放射計スイート (VIIRS) 機器によって観測された、可視画像と赤外線画像、および陸地、大気、雪氷圏、海洋の地球規模の観測結果を毎日、TrueColor 画像で示している。

  • Sat24.com
  • Sat24.comは毎日4回更新されるリアルタイムの気象衛星動画がオンラインで見られるサービスである。ヨーロッパ,アフリカ,アジア,中近東,北アメリカ,南アメリカ,オセアニアの気象衛星画像や,雨,風,雷,気温の分布を示した画像を動画形式で見られる。

海洋

 

 

海洋についての可視化サイト

 

 

  • Earth(Earth Null School)

    3時間おきに更新されるビックデータにより世界の海流、海水温の様子が可視化されている。

  • OceanWorks

    年月日を指定して,海面表面温度などを表示できるWeb地図サービス。最新は2か月前程のもの。NASA-jplプロジェクトなどに基づいたものである。

  • EUMETSAT Ocean Data Viewer

    欧州気象衛星開発機構( European Organisation for the Exploitation of Meteorological Satellites, EUMETSAT)が運営しているサイトで、リアルタイムの海洋と海洋を取り巻く社会環境の可視化するサイト。

  • Bathymetric Data Viewer

    NCEI とIHO デジタル水深計測データ センター (DCDB)によって運営されるサイトで、産業用の船舶およびプラットフォームによって取得された深度データにもとずく海底地形図が描画できる。

 

環境問題

 

 

環境問題の可視化サイト

 

 

【概観】

【環境問題の可視化】

  • Google Earth WEB版のタイムラプス

    GoogleEarthのVoyagerのレイヤの中にある「タイムラプス」では、37年間の衛星画像をタイムラプス動画でみられる機能がある。これを使うと、アラル海の縮小、氷河の消失など様々環境破壊の実態が明かである。

【環境問題の主題図】

  • Resource Watch

    料、森林、水、エネルギー、気候、海洋、都市という 7 つの地球規模の課題に取り組んでいる世界的な研究機関であるWRI(World Resource Institute)の公式サイト内のウェブ地図である。

【将来の気候変動予想】

  • ANALOG ATLAS
  • 将来の温暖化が2度あるいは4度上昇する場合の、任意の地点について、現在でいえば他の地域のどこの気候・植生にあたるのかを調べられるサイトである。

  • This Climate Does Not Exist

    厳密なものではあのませんが、任意の地点の気候危機が環境に与える影響のイメージを、AIによって山火事、洪水、スモッグのパターンに画像化できるサイトである。

【異常気象】

  • Temperature Anomaliesマップ
  • 1880年から2012年までの5年間のNASAの全球気温異常データを使用して,地球全体の気温の異常な推移を視覚化している。

  • Historical Hurricane Tracker

    ハリケーンだけでなく過去の世界の熱帯低気圧の経路をカラーで,年次などにより検索して地図表示できる。

【グローバルスケールの環境問題】

【環境汚染マップ】

  • Global ambient air pollution
  • WHO(世界保健機関)のサイトで、グローバルスケールでPM2.5の平均値の分布を示すマップが表示されている。

  • IQ Airmap

    民間のIQAir社が運営するリアルタイムの世界の大気質が3Dアニメーションでみられるサイト。Earth:null schoolのほうがより細部の考察ができると思われる。

【海面上昇】

  • Flood Maps(世界水没地図)

    イギリスのAlex・ティングル氏が運営するGoogle mapの地図上で,気候温暖化によって海水面が上昇した場合の陸地部分の水没状況をシミュレーションできるサイト。つまりここでは1mから14mまでの海水面上昇について,どのような陸地部分の水没が起こるのかを,1m単位で示してくれる。気候温暖化の教材としての有用性は高いものの,利用する上では作者がブログで指摘してる欠陥などを熟知して活用したほうがよい。作者がブログで指摘している不正確な点とは6つある。①潮の流れを考慮していない点。②もともと依拠しているNASAのデータの精度が90%である点。③北緯60度以北,南緯60度以南で精度が落ちる点。④海水による海岸線の侵食の影響を考慮していない点。⑤海岸線沿いにある防波堤について考慮していない点。⑥カスピ海以北など海から離れている「海面下の地域」などについて,浸水するように間違って表示されている点である。

【砂漠化】

【海洋汚染】

  • Global Plastic Watch

    人工知能を使用して衛星画像でプラスチック廃棄物サイトを特定することにより、ほぼリアルタイムで世界のプラスチック汚染を追跡するインタラクティブ マップを表示させるサイト。GPW のアルゴリズムは、5x5 メートルほどの小さなプラスチックごみサイトを特定できる。インタラクティブ マップで国を選択すると、見つかったプラスチック廃棄物サイトの数、プラスチック廃棄物に使用されている土地の表面積、および 1 人あたりの廃棄物生産量を示す国別レポートが表示される。

  • Plastic Tracker 

    このオンライン地図は、任意の地点にある浮遊プラスチックが20後どのようなルートをたどるのかを可視化してくれる教育ツールである。1 枚のプラスチックが廃棄された瞬間からたどる可能性が高い旅をプロットします。河川の流れ、河口からの排出量、海流などのデータに基づいて、プラスチックが海に到達するまでの可能なルートを示しています。

  • River Plastic Emissions to the World's Oceans

    の河川系に由来する海の「 115 万から 241 万トンのプラスチック」がどのように、どこで世界の海に行き着くかを視覚化するのに役立つ。

ハザードマップ

 

 

グローバルスケールのリアルタイムのハザードマップを表示するサイト

 

 

  • Natural Hazards Viewer

    米国海洋大気庁(NOAA)のサイトで、世界中の最近および過去の、津波、火山噴火、地震など、さまざまな自然災害に関するデータが地図上に表示される。個々の自然災害を選択すると、発生日、場所、深刻度、経済的影響、社会的影響について詳しく知ることができます

  • 太平洋津波警報センターの津波マップ

    アメリカ国立海洋大気庁の下部機関・Pacific Tsunami Warning Center(太平洋津波警報センター)では,24時間体制の津波情報を収集している。そして大規模な津波発生時には,津波の各海岸線への到着時間時刻を示す地図をアップしている。

  • EarthQuekes Recoded in the past 7 days

    USGS(アメリカ地質調査所)の公式サイト内のページでここでは, 過去一週間以内の世界の地震発生マップを閲覧ができる。

 

農業

 

 

農業関連の地図を表示できるサイト

 

 

【世界】

  • FAO interactivemap

    FAOが 運営するインタラクティブマップのサイト。FAO や、NGO、学界、民間部門、宇宙機関などの外部組織から入手した、オープンアクセスの地理情報、主要な食料安全保障指標、農業統計を提供している。

【熱帯性作物】

  • RTB map

    国および地方の農業国勢調査の記録を衛星画像と組み合わせて、175 作物の収穫面積をマッピングできるサイト。キャッサバ、ジャガイモ、サツマイモ、バナナの収穫地を示す。収穫面積のデータは、2000 年頃の状況を表している。英文サイトのため扱いずらさはある。

森林資源

 

 

森林資源の可視化サイト

 

 

【全体像】

  • Global Forest Watch

    世界の植生の現状、地域ごとの新破壊の原因を調べる機能がある。

  • Open Land Map(Land GIS)

    世界各地の,欧州宇宙機関(ESA)の気候変動イニシアチブ(ESACCI-LC)に基づく「1992年から2015年の土地被覆画像」がみられる。これでアマゾンの付近をみると,フィッシュボーン型に森林が消失していく様子がよくわかる。オランダの非営利組織のOpenGeoHubが公開している。 

【森林破壊】

  • FireWatch map services

    オーストラリアの過去とリアルタイムの山火事の様子を示す地図サイト。

  • JICA-JAXA熱帯林早期警戒システム(JJ-FAST) ※2023年7月31日まで運用

    JJ-FASTは、天候や雲に影響されずに観測が可能なだいち2号(ALOS-2 LバンドSAR(Scan SAR))データを用い、中南米、東南アジア、アフリカの熱帯林78か国の森林変化を約45日おきにウェブサイトで公開するシステム。運用予定期間は、2016年4月15日から2023年7月31日まで(約7年4か月間)。

  • OpenLandMap
  • 1992年から2015年までの欧州宇宙機関(ESA)の気候変動イニシアチブ(ESACCI-LC)に基づく,「世界の植物被覆」を年次指定してみたり,アニメーションで変化をみられるWeb地図である。

【森林の電子的な把握】

  • Explore Trees.SG 3D
  • Explore Trees は、シンガポールの 50 万本を超える樹木の地図およびデータベースであるTrees.sgのデータを使用している。Trees.sg のデータには、各木の胴回りのサイズ、高さ、年齢、種、種類に関する情報が含まれている。Chee Aunが、この高さと胴回りのデータを使用して、すべての木の 3D モデルを作成したこのサイトででシンガポールのすべての樹木が検索できる。

エネルギー

 

 

人間のエネルギー利用に関する地図サイト

 

 

【夜の地球】

  • Earth at Night

    世界の各地点について、夜の光の多い所を3Dで立体的に示し可視化する地球儀イメージのサイトである。世界のエネルギー消費の実態が可視化されている。

【自然資源】

  • Global Wind Atlas
  • 世界銀行グループ・デンマーク工科大学(「DTU」)が運営するサイトで、風力発電につかわれる「風エネルギー」の分布を地図上で確認できる。平均風速密度(風力発電に利用可能な風力資源の分布を正確に示す)、平均電力密度(風力発電可能な発電量を示す)を示す。平均電力密度は平均風速密度に比例するため見た目は同じである。また地図上で範囲指定すると,その地域の潜在的な発電量が自動算出され表示されるようになっている。

  • Global Solar Atlas

    世界銀行グループ・デンマーク工科大学(「DTU」)が運営するサイトで、太陽光発電に使われる「太陽光エネルギー」の分布を地図上で確認できる。地図で確認できるのは,潜在的に太陽光資源量を示す。また地図上で範囲指定すると,その地域の潜在的な発電量が自動算出され表示されるようになっている。

【アメリカの再生可能エネルギー】

  • NRELのGISマップのラボトリー
  • 再生可能エネルギーの発展のために活動するアメリカ合衆国唯一の国立研究所で,「国立再生可能エネルギー研究所(NREL)という組織があるが,公式サイト内では,アメリカ国内の再生エネルギーの活用に関して,その活用状況や,潜在的な活用の可能性を視覚化したインタラクティブマップがみられる。

  • US Power Plants

    アメリカの様々な種類の発電所の場所、規模、種類を示すインタラクティブ マップである。各種類のエネルギー源が国の電力供給にどれだけ貢献しているか、および各源が CO2 排出にどれだけ貢献しているかを示している。 

【ヨーロッパ】

  • Energy and Industry Geography Lab
  • 欧州委員会の運営するサイトで、ヨーロッパのエネルギーインフラストラクチャの概要と、よりクリーンなエネルギーを開発する可能性を可視化している。初期画面には、さまざまな種類の発電所の場所とそれぞれの容量が表示される。

  • Maps of Denmark

    デンマークの地球科学系の地図をオンラインのインタラクティブマップで公開している。デンマークの風力発電所と発電所を示す地図・・・エネルギー関係のインタラクティブマップなどを公開している。風力発電所はここでみられる。

鉱物資源

 

 

鉱物資源に関する地図サイト

 

 

工業・第三次産業などビジネス一般

 

 

ビジネス一般についての地図サイト

 

 

  • Worldbusiness Map

    さまざまな国の企業(このサイトへの登録ユーザー)や企業の場所、価格、ニュースを表示するインタラクティブな非営利プロジェクトで運営されているサイト。地図中央のローズをクリックすると起動する。

  • ロケマスWeb
  • 日本全国のチェーン店( 8212 チェーン、 937396 店舗)を地図から検索できるサイト。本来は店舗の住所録データを半販売する企業のサイトである。

交通

 

 

様々な交通についての可視化サイト

 

 

【航空交通】

  • Flight Radar 24

    国際線の飛行機の運行状況について,ほぼリアルタイムに表示しているサイトである。

  • FlightAwareの航空便リアルタイム追跡(日本の飛行機)

    FlightAwareの「航空便リアルタイム追跡」というサイトでは,日本のすべてのジェット旅客機についての現在地がリアルタイム表示されるようになっている。

  • Flight Stream

    国際線の航空ルートのおおよそを可視化するオンラインの3Dマップ。回転する地球儀の上を,光の点として示された航空機がとび,ラインとしてその飛行ルートが示される。点の大きさ,ルートのラインの太さは画面右上のゲージで調整ができる。地球儀はマウスで自在に向きを変えることができる。

  • 24h-global-air-traffic

    2022 年 9 月 1 日にキャプチャされたフライトが表示される。このデータはADS-B Exchangeから取得されている。Carlos Bergillosによって作成された。

【船舶交通】
  • Marine Traffic map(ライブ船舶マップ)

    ギリシャのエーゲ大学の製品・システム設計エンジニアリング学部サイトで,AIGを搭載している船舶の位置マップが見られるサイトである。マップはGoogleMapを活用しているが,様々な言語に対応しているだけでなく,描写されている地図の船舶が,旅客船,貨物船,タンカーなどどのような船種であるのかや,航海中,錨泊中/係留中などの状態までもがわかるようになっている。

  • VesselFinder

    世界中の 100,000 を超える船舶のライブ位置をリアルタイムで表示するインタラクティブ マップ。このマップは、AIS と衛星データを使用して、内陸の川と世界の海と海の両方でボートと船の位置を追跡およびマッピングする。地図上では、さまざまな色のマーカーを使用して、さまざまな種類の船舶を示している。黄色のマーカーは貨物船、オレンジ色のマーカーはタンカー、紫色のマーカーはヨットの位置を示している。マップ上の個々のマーカーをクリックすると、選択した船舶に関する詳細情報が表示される。

【鉄道交通】

  • Mini Tokyo 3D

    東京の鉄道の運航状況について、リアルタイムのトラフィック情報を表示している。

  • Zugverfolgung

    ドイツ、オーストリア、スイス、ベルギー、オランダでリアルタイムに移動する列車を表示できる、ライブのリアルタイム列車追跡 Web サイトである。

  • Signalbox

    イギリス国内の鉄道の運航状況について、リアルタイムのトラフィック情報を表示している。本来は、スマートフォンの情報をもとに自分が乗っている電車の現在地を調べるためのサイトである。

  • The Weekendest

    ニューヨークの地下鉄網全体のサービス概要をリアルタイムで提供するように設計されている。マップで地下鉄の路線をクリックすると、その路線の現在の運行状況を確認できる。

  • Travic

    最新の Web アプリケーションを開発しているドイツのgeOps社の、世界中の 700 を超える交通システムのリアルタイムのトラフィック情報を表示しているサイトである。

  • Swiss Railways Network

    地図上にスイスの鉄道のリアルタイムのトラフィック情報を表示している古くからあるサイトである。

【鉄道を使った時間距離】

  • How far can you go by train in 5h?

    この地図は、ヨーロッパの各駅から 5 時間以内に移動できる距離を示している。データは、ドイツ鉄道から入手したこのサイトに基づいている。任意の駅の上にマウスを置くと、その都市の等時線が表示されます。

【アスリートが利用しているルート】

  •  Strava’s global route map

    過去2年間の世界の自転車,マラソンなどアスリートが利用した路線を可視化した地図が表示されている。世界中のアスリートが,アクティビティを行う場所を探すために利用しているユニークな地図が表示されている。

通信

 

 

通信関係の地図サイト

 

 

【携帯電話】

  • Cell Tower Distribution

    全世界の携帯電話基地局の分布を可視化するサイトである。世界の携帯電話の利用状況がよくわかる。

  • Twitter GNIP

    世界中のツイートを端末情報で判別し、世界中のスマートフォンやガラケーの普及率を可視化できる

【海底ケーブル】

  • Submarine Cable Map

    TeleGeography社が提供する現在世界中で稼働しているすべてのケーブルネットワークをまとめた地図がみられるサービスである。世界中の主要な海底ケーブルが確認できる。

  • Greg's Cable Map

    Greg's Cable Mapという南アフリカ共和国のGreg Mahlknecht氏が運営しているサイトでは,現在稼働中の海底ケーブルについて,ネットワークマップを見ることができる。とくにメインページの地図の左上にある[ Main Menu | Index | Raw Data | KML ]というツールバーのうち,一番左の「KML」をクリックすると,GoogleEarth形式の地図が入手できる。

【サイバー攻撃】

  • Cybermap

    アンチウイルスソフトなどのセキュリティソフトを提供するカスペルスキーが作成した「Cybermap」は、サイバー攻撃が世界中でどれくらい起きているのかをリアルタイムで可視化する。

貿易

 

 

貿易関連の地図サイト

 

 

【世界貿易】

  • ITC Map あるいはここ

    国際貿易センター(ITC、別名International Trade Center UNCTAD/WTO)の公式サイト内にある2002年から現在までの各国間の貿易を流線図やグラフで可視化するためのWeb地図ページ。国際貿易センターとしは,1964年にWTO(GATT)と国連の共同機関として設立された国際機関で,開発途上国や経済移行諸国と共同で「社会の利益のための貿易の影響」を実現し、貿易を通して持続可能は開発目標(SDGs)の達成に貢献することを目的とした組織である。

  • Interactive Map: The Flow of International Trade(現在みられないが調整中?)

    Max Galka 氏によって作成された世界の貿易品の流れを,3D地球儀の上にアニメーションで可視化したサイトである。YouTubeでみられる。

【貿易摩擦】

  • WTOの貿易摩擦マップ

    WTO(世界貿易機関)の公式サイトでは,加盟国間の貿易摩擦についてのインタラクティブマップを公開している。つまりそのマップでは赤色の濃淡で,貿易摩擦の問題件数を示ている。またその貿易摩擦問題をかかえる国を,マウスでクリックすると,その国と,その国の間に貿易摩擦をかかえている国との間に,赤と青のラインが伸びる。

人口

 

 

人口関連の地図サイト

 

 

【人口分布】

  • SEDACの人口推定分布図
  • SEDACとは,社会経済学的及び地球環境に関するデータ ・NASAによる地球観測データの提供システムの一環としてデータ提供を担っている機関である。これはSEDACによる2015年の人口分布図を示すWebアプリであり,最新の人口分布が確認できる。

  • World Population density
  • 欧州委員会JRCとCIESINコロンビア大学によって作成された地球規模の人間居住層(GHSL)からのデータ使って,人間の居住地域を詳細に可視化したものである。このGHSLのデータは, 膨大な量の衛星データを国勢調査データと統合したもので,都市の成長、開発および持続可能性に関する幅広い研究や政策に適用されているオープンデータである。

  • Human Terrain: Population in 3D - The Pudding
  • 世界各地の人口統計を3Dでみられるインタラクティブマップが公開されている。

  • The world’s population in 2015
  • WebGLベースで作られた世界の多数のポイントの2015年の人口を3Dの棒グラフで示した地球儀タイプの地図が見られる。

  • Population Density Explore

    Facebook コネクティビティ ラボおよび国際地球科学情報ネットワーク センター によって衛星画像を使用して作られた、世界で最も正確な人口マップである。ただし世界のすべての国をカバーできていない。

【人口密度】

  • 15cities

    Twitterのハンドルネームにゃんこそば氏のサイトで、自宅や駅などの場所をクリックすると、交通手段の選択メニューがでてきて、そこから5分・10分・15分で行ける範囲を、地図上で表示してくれるサイト。左下メニューでポップ2Dを選択すると、人口密度の等値線図も表示できる。ポップ3Dを選択すると3Dで人口密度図が表示される。

  • Population Around a Point

    Tom Forth 氏の制作したインタラクティブマップで、世界中の任意の場所をクリックして、定義された距離内に住む推定人口を表示できる。「バス停の数」の集計は不正確との指摘もあり、概数をしるためのツールとしての使用としたい。

【イギリス】

難民・移民

 

 

難民・ 移民関連の地図サイト

 

 

 

難民地図

  • INTERNATIONAL MIGRANT STOCK IN 2019
    2019 年の世界の国々からの国際移民の流れを3D地球儀上でみられるインタラクティブマップ。
    フランソワーズ バホーケン & ニコラス ランベールによって2020 年作成されたもの。
  • 世界の難民の動きをマッピングする

    このサイトでは,グローバルな難民の動きを流線図で表示できるマッピングが見られる。チューリッヒ大学政治学科のプロジェクトの制作である。

食糧問題

 

 

食糧問題関連の地図サイト

 

 

  • WFPのハンガーマップライブ

    このサイトではインタラクティブマップの形式でハンガーマップがみられる。飢餓をほぼリアルタイムで追跡および予測する世界食糧計画の世界的な飢餓監視システムである。画像としてのWFPのハザートマップはここから入手できる。

民族・地域紛争

 

 

民族・地域紛争関連の地図サイト

 

 

【地域紛争】

  • 360war.in.ua
  • ウクライナの主要都市についての、ロシア軍の攻撃による惨状が高精度のパノララマ画像でみられるサイト。非営利の数十人のウクライナ人と外国人が運営している。

  • A World of Disputed Territories
  • このサイトは,世界の様々な国がかかえている「係争中の地域」の位置を,地図中の該当する国をクリックするだけで,「黄色」の点として視覚化してくれるサイトである。地域や説明テキストのリストは,CIA のWorld FactbookやWikipediaなどによっている。よく見ると「竹島」がドクトになっていたり,日本人としては違和感のある点もあるが,よくできている。マップはアメリカの起業家・Max Galka氏が, Mapbox Studioというオンラインの地図作成ソフトを利用して作成したものである。

  • Terrorist Attacks

    2016年~2018年の間に,何回のテロが起こり,何人が亡くなっているのかがグローバルスケールでみられる地図サイトである。イラク、シリア、アフガニスタンなどの紛争にかかわるテロだけでなく、ナイジェリア、イエメン、ソマリア、バングラデシュなど多くの国でテロが起こっていることがわかる。この地図は、EsriのストーリーマップのチームとPeaceTechラボ間のコラボレーションで作られており、世界中のテロ攻撃の年表を提示するためにウィキペディアのクラウドソーシングのデータを活用している。

貧困

 

 

貧困にかかわる地図サイト

 

 

【貧困の分布】

  • poverty maps

    全世界ではないが、各場所の人口 (セルの高さを使用) と相対資産指数 (セルの色を使用)つまり貧困の度合い を3Dグラフで同時に表示する。

  • socialcapital Atras

    アメリカ合衆国において、社会関係資と人々の関係、コミュニティの強さが、収入から健康に至るまでの過程で重要な役割を果たすとの考えからつくれた、各地域、高校、および大学における 3 種類のソーシャル キャピタルを可視化するサイト。Facebook の210 億人の友人関係に関するデータを使用して作成されている。

【スラム】

国際支援

 

 

国際支援関連の地図サイト

 

 

  • relief webのAll Disasters
  • 国際連合人道問題調整事務所が、世界の紛争・災害・自然災害の状況とそこで行われている人道支援の状況を提供する目的で立ち上げた reliefWebというサイト内でリアルタイムで進行しているすべての災害地点を地図表示するページ。

都市

 

 

都市に関わる地図サイト

 

 

【都市の様々な地図のポタール】

  • Urban Map Gallery

    ワシントン大学で運営しているサイトにある様々な都市のWebマップを紹介するページ。

【都市構造】

  • The Urban Fabric Map

    世界各地の都市の街路網についてわかりやすいグレースケールの地図で示されているサイトである。世界の主要都市のサンプル地図だけでなく,任意の都市についてその名称を英語入力するとそうしたグレースケールの地図が入手できる。

  • Histoire du bâti Parisien (BatiParis)

    1851年から1914年の間のパリ市内の建物の建築年代を11の年代別にインタラクティブマップの形式で可視化しているサイトである。それぞれの年代の凡例をチェックすると表示と非表示の切り替えができる。ヨーロッパの都市構造が中心部に伝統的建築物が多いといわれているが,その点がよくわかるサイトである。

  • Building Heights in England

    イギリスのロンドンにあるEmu Analytics社が提供しているインタラクティブマップである。ロンドンをはじめとするイギリス国内のトップ25の都市域について,建築物の高さ別に色分けして示してくれるサイトである。

  • BatiParis

    @comeetie氏による、フランスのパリの歴史的モニュメントの建設期間別の表示ができるサイトである。

  • Francepixel (Bâti)

    @comeetie氏による、フランス全土の建築遺産のの建設期間別の分布を、メッシュマップで示すサイトである。

【都市景観】

  • Bring Maps 3D

    Microsoft社が無償配布しているオンライン地図で,高精細な都市景観CGがみられる。

【ドバイ】

  • Dubai 3d

    Wealthinadmin氏によって作成されたドバイの3D都市景観がみられるオンライン地図である。

【ニューーヨーク】

  • NYCityMap

    ニューヨーク市のオンラインMapポータル。、学校、託児所、高齢者センター、図書館、病院、地下鉄などの場所や、これらの施設の Web サイトへのリンクなど、豊富な情報が提供されている。

  • NYC(ニューヨーク市の犯罪マップ)
  • ニューヨーク市で公開している犯罪分布図が犯罪の種類別などでみられるサイトである。

  • Motor Vehicle Collisions - Crashes

    ニューヨーク市が提供するオープンデータサイトで、マンハッタンの種類別の事故発生分布がみられるサイトである。ミッドタウン、ダウンタウンなど高層ビルが多く昼間多くの人々が集まってくる地区で事故発生が多いなど、様々な読み取りができる。

医療

 

 

医療関連の地図サイト

 

 

【世界の公衆衛生のリアルタイム監視】

  • HealthMap

    2006年に設立されたボストン小児病院の研究者,疫学者,ソフトウェア開発者のチームが運営するサイトで,病気の発生の監視と新たな公衆衛生上の脅威のリアルタイム監視のために作成されたもの。データは,オンラインニュース,目撃者レポート,専門家によって報告されている非公式のデータソースに依拠しているが,分かりやすい地図となっている。

【新型感染症】

  • COVID-19 地理アニメーション(geographical animation) 

    フンボルト大学生物学科によって作られた時系列で国別のCOVID-19の感染者の発声者がみられる地図サイト。表示される図形表現図の円のサイズは、毎日の新しい陽性症例の数。ディスクの色は、(毎日の新規感染者の数) / (その時点までに観察された毎日の新しい感染者の最大数) によって決定され、0 (流行の終わり; 青) から 1 (流行の拡大またはピーク;赤)。データは 7 日間の移動平均を使用して平滑化されている。

  • COVID-19 Travel Regulations Map* (powered by Timatic)

    国際航空運送協会(IATA)が公開する、世界各国が新型コロナウィルス(COVID-19)に関して導入している渡航制限の最新情報をまとめたインタラクティブマップのサイト。

  • 新型コロナウイルス感染世界マップ

    日本経済新聞社が公開する、世界の新型コロナウィルス(COVID-19)陽性者の毎日更新されるリアルタイムの地図が表示される。

 

 

地誌関連

 

 

地誌関連の地図が表示できるサイト

 

 

【全般】

  • World Mapの「View Map」

    世界諸地域を考察するための様々な地図レイヤをもつWeb地図がアップされている。ハーバード大学地理分析センターの独自のマッピングポータルサイト内にアップされているWeb地図である。少しレイヤが多すぎで扱いづらい点がある。

【アフリカ】

  • Africamap

    現代アフリカを考察するための様々な地図レイヤをもつWeb地図。ハーバード大学地理分析センターの独自のマッピングポータルサイト内にアップされているWeb地図である。少しレイヤが多すぎで扱いづらい点がある。

  • kenya-atlas

    このケニアの社会経済アトラスは、2009 年のケニア人口および住宅国勢調査で収集されたデータの高解像度の空間描写と分析を目的としたサイトである。ケニア国立統計局 (KNBS)、Nanyuki を拠点とする ASAL 開発のトレーニングおよび統合研究センター (CETRAD)、および CDE ですなど、3 つの組織 (ケニアに 2 つ、スイスに 1 つ) が協力して作成した。

【アメリカ合衆国】

  • Migration in the United States,2009 to 2013

    オレゴン州立大学のあるグループが作成したアメリカの2009年から2013年の国内の州間間の人口移動を,インタラクティブな流線図で示せるようにしたもの。ここに詳しい解説がある。

  • Feeding America
  • アメリカ合衆国内の飢餓地図がインタラクティブな形でみることができる。南部を中心に食料不安の度合いが高いことがわかる。

  • Race and ethnicity across the nation

    CNNのシニア・データ&ビジュアル編集者ジョン・キーフ氏が作成したウェブ地図で2020年のアメリカ合衆国国勢調査に基づいて,全米の人種別分布をドットマップでみられるようにしたもの。ここに関連記事がある。

  • Mapping Poverty in America
  • The Newyork Timesの公式サイト内にある,ウェブ地図で国調査局のデータは貧困層がどこに住んでいるかを示しています。2008-12 年アメリカコミュニティ調査の国勢調査区レベルのデータ,2012 年小地域所得および貧困推定 (SAIPE) の郡レベルのデータを使って作られたウェブ地図で,主要な都市について小地域ごとの貧困率を確認することができる。

  • Manhattan Population Explorer

    晩春の典型的な 1 週間におけるマンハッタンのブロックごと,時間ごとの人口動態を可視化したものです。データは,米国国勢調査データと地下鉄駅からの純流入数と純流出数の地理的分布を組み合わせたものを使用している。

【オーストラリア】

  • NationalMap

    オーストラリア政府が運営しているサイトで,様々な主題図をカテゴリーとデータ選択で地図上に表示できるサイトである。 data.gov.auと共に、オーストラリア政府のオープン データ ポリシーの実施において不可欠なメカニズムとなっており、政府、業界、研究、コミュニティ組織、および一般市民によるオープン データの公開、発見、消費を目的としている。

著名人の出身地

 

 

著名人の出身地を地図上に表示させるサイト

 

 

  • Notabl people

    Topi Tjukanov氏が作成した、世界中の任意の地点について、最高の注目度ランクを持つ 1 人だけが3D地球儀に表示されるサイト。


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