世界銀行の統計データなどを活用し,MANDARAで環境問題関連のコンテンツを作っていきます。
(注)地図上に表示されている統計数値は,ベースマップであるNaturalEarthの「Small scale data, 1:110m」の国境線データに登録されている177の国・地域のうち,世界銀行の統計にデータのある国のものに限られます。ただし属州には,本国のデータが反映されないように処理しておきました。
このコンテンツでは,地球温暖化の原因とれるCO2やPM2.5の発生要因がどのようなものかが考察できます。CO2の排出量が大きい国がそうじて,「化石燃料の消費割合が高い国」であること,pm2.5の発生が多い国については,化石燃料の消費割合が高い国もありますが,北アフリカなどそうではない地域があることが確認できます。実はPM2.5は化石燃料の燃焼によって出てくる「汚染物質」由来のものだけではなく,砂漠の「砂」由来のものもあるからです。さらにこのコンテンツでは,温暖化にともなう海面上昇によって水没のリスクがあると言われる「標高5m未満の地域」に暮らす都市人口の割合が高い地域が,原因を作っている国とは異なる地域にある「理不尽さ」も読み取ることができます。
このコンテンツは過去25年間の森林増減の実態,その一因である油やし生産,森林破壊の結果としての生態系の破壊について考察するためのものです。
世界銀行の統計データなどを活用し,MANDARAで人口問題関連のコンテンツを作っていきます。
(注)地図上に表示されている統計数値は,ベースマップであるNaturalEarthの「Small scale data, 1:110m」の国境線データに登録されている177の国・地域のうち,世界銀行の統計にデータのある国のものに限られます。ただし属州には,本国のデータが反映されないように処理しておきました。
単純なコンテンツですが,世界の人口問題を考察するときに最初に確認しなければならないところが,視覚的に確認できます。たとえば「人口密度」,歴史的に米の生産に恵まれてきたアジアと,産業革命以来,多くの人口を支持してきたヨーロッパの人口集積が確認できます。
また現在の人口動向についても,「人口」をみると様々な人口抑制策や1990年代以降の経済発展を背景に出生率が下がってきているものの,中国,インドが「数」で他を圧倒していることが確認できます。さらに「人口増減率(実際は人口増加率)」では,アフリカが圧倒的であることが確認できます。
とくにこうしたコンテンツの操作をせながら,生徒に,「アフリカで深刻な食料問題や貧困が起こっている背景」として,「人口増加の勢いが大きいことが背景」ということに気付かせられればと考えます。